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こどものウェディング

ネットワークに自営で雛形事務所をやっている人がいらっしゃる。働き手はいません。
賃貸の事務所で、賃料は月額6万円。小さいけれどこざっぱりしたルームだ。

印刷物の結果処理をメインにしているので、雑誌の本職がぐいぐい減ってきていて、たえずピーピー言っています。

子どもがいて、ひとまず固い会社で正社員として働いていて、35歳になるけれど、未だに独身で、デザイナーの親といった同居しています。

デザイナーは、こういう子どもから月額ルーム価格として6万円徴収して、その利益をすっかり、自分の事務所の「ルーム価格」として、名人君に払っていらっしゃる。

だが今日、その子どもの婚姻が決まりました。今の住宅とは別の場所に新婚の住宅を構える了見だ。
子どもの婚姻は有難いけれど、後で、事務所価格が払えない–という、そのデザイナーは念頭をかかえていらっしゃる。